Nintendo Switch 2向けに移植された『ファイナルファンタジー7リバース』で、草の密度が大幅に削減されているため、チョコボを捕まえるシーンで”草に隠れる”というゲームプレイが成立しかけていると話題になっている。海外ユーザーが投稿した比較映像がSNSで拡散され、国内外のゲーマーの間で大きな反響を呼んでいる。
「もう少し草が必要では」――比較映像が拡散
発端となったのは、海外ゲーマーの@GamingTallenによるX(旧Twitter)への投稿だ。Switch 2版でチョコボ「ピコ」を追いかけるシーンを撮影した映像を公開し、「Switch 2がPS5やPCより非力なぶん、世界のオブジェクト密度をカットしなければならないのはわかる。でも、このチョコボのシーンにはもう少し草が必要じゃないかな」とコメントした。
投稿には同シーンのPS5版との比較映像も添えられており、Switch 2版では草がまばらで広範囲にわたって地面が露出しているのに対し、PS5版は草が密生していることが一目でわかる内容となっている。このチョコボシーンは、プレイヤーが草むらに隠れながらチョコボに近づくという趣旨のミニゲームだけに、「草がスカスカで隠れられない」という問題はゲームプレイの根幹にも影響しかねない状況だ。
SNSの反応は「笑えない笑い」が続出

この映像を見た国内ユーザーからも多数の反応が寄せられている。主な声をまとめると以下のとおりだ。
- 「この場面、草少な過ぎてチョコボにバレてるやろって思った」
- 「草に隠れて隠密するのに草がスカスカw グラフィックってゲーム性にも関わるんすよ」
- 「Switch 2版スカスカなのにポップアップ酷すぎてスペックの限界が見えてる。森のシーンも奥の木が表示されてなかったりアセットめちゃくちゃ削ってこれは…」
- 「オブジェクトの有無なんてどうでもいいって意見もあったけど、こういうの見るとやっぱり雰囲気損ねると思う」
- 「ゲーム性に影響が出るほどってことは、”ゲームはグラじゃない”は当てはまらない」
一方で、「性能が足りないハードへの最適化として仕方ない部分ではある」「草の密度などの細かい要素がリアリティを高めるうえで重要だと改めて実感できる事例」と、技術的な観点から冷静に分析するコメントも見られた。笑い飛ばしながらも、ゲームの没入感やゲームデザインへの影響を真剣に議論する声が混在している印象だ。
削減はこれだけではない――食事シーンも消滅

Switch 2版『FF7リバース』をめぐるグラフィック・オブジェクト削減の話題は今回が初めてではない。以前にもPS5版では存在した食事シーンや小物オブジェクト類が削除されていることが明らかになっており、移植に際してのダウングレードについてはたびたびSNS上で話題に上がっている。
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また、本作の開発を手がけるスクウェア・エニックスはFF7リメイクプロジェクト第3弾の制作を進めているとみられており、今後のタイトルがどのようなアプローチで複数ハードに向き合うかにも、ファンの関心が高まっている。
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性能差とゲームプレイの両立という課題

今回の問題は、スペックに差があるハード間でのマルチプラットフォーム展開における根本的な課題を浮き彫りにしている。グラフィックの劣化やオブジェクト削減は単純な”見た目”の問題にとどまらず、場合によってはゲームデザインそのものに支障をきたすことを、この”草問題”は具体的に示した形だ。
Switch 2版『ファイナルファンタジー7リバース』は2026年6月3日に発売予定。実際のプレイ感がどのように評価されるかは、発売後のユーザーレビューを待つことになりそうだ。

