パトレイバーが3Dアクションゲームとして復活——基本情報まとめ
グッドスマイルカンパニーは2026年夏、PC(Steam)およびPS5向けの3Dアクションゲーム「機動警察パトレイバー the Case Files」を発売予定だ。開発はChime Corporationが担当しており、価格は現時点では未定となっている。
- タイトル:機動警察パトレイバー the Case Files
- ジャンル:3Dアクション
- 対応機種:PC(Steam)/ PS5
- 発売時期:2026年夏
- 価格:未定
- 開発:Chime Corporation
- 発売元:グッドスマイルカンパニー
原作「機動警察パトレイバー」は、汎用人間型作業機械「レイバー」が普及した近未来の東京を舞台に、レイバー犯罪と立ち向かう特車二課の日常と活躍を描いたメディアミックス作品。漫画・アニメ・映画など幅広いメディアで展開され、根強いファンを持つ名作IPだ。
ゲーム内容——イングラムもグリフォンも、20体超のレイバーが集結

本作では、原作の名シーンを追体験できるミッションが収録される。特車二課側だけでなく、敵対勢力側の視点でプレイ可能なミッションも用意されており、原作ファンにとっては垂涎のコンテンツとなりそうだ。登場するレイバーはイングラム、グリフォン、零式など20体以上に上り、射撃訓練や対戦を楽しめる「シミュレーターモード」も搭載予定となっている。
また、第2弾PVでは刷新されたユーザーインターフェースや開発中のミッション映像、シミュレーターモードの様子、そして本作限定カラーの「白いグリフォン」の登場シーンなども確認できる。
グラフィックの出来栄えに賛否——「チープ」か「高解像度PS5相当」か
発表時から話題を集めているのが、グラフィッククオリティをめぐる論争だ。SNSやゲームコミュニティでは「グラフィックがチープすぎる」「PS5タイトルとしてのクオリティに届いていないのでは」という声が少なからず上がっている。一方で「解像度は高くPS5相当」「フィールの問題であってスペック的には問題ない」という擁護意見も存在し、賛否が分かれている状況だ。
客観的に見ると、グラフィックの「リッチさ」と「解像度・技術仕様」は別の話であり、解像度や動作の滑らかさがPS5水準であっても、アートスタイルや質感表現が現代の大作タイトルと異なって見えることはありえる。批判の多くは「現代のAAA作品と比べたときのビジュアルの地味さ」に向けられているようだ。
開発元・Chime Corporationとはどんなスタジオか

開発を担当するChime Corporationは、日本のゲームスタジオだ。大規模なAAAスタジオではなく、比較的コンパクトな規模でゲームを制作するデベロッパーとして知られている。グッドスマイルカンパニーはフィギュアやグッズで名高いが、近年はゲーム事業にも注力しており、今作はその重要タイトルのひとつと位置づけられているようだ。
パトレイバーというIPの知名度と、開発リソースのバランスをどう取るかが本作最大の課題と言えるかもしれない。グラフィックへの批判が集中している背景には、「名作IPだからこそ期待値が高い」という側面も大きいと見られる。ファンの期待と現実のギャップが、議論を生み出している構図だ。
PS5パッケージ版の予約受付開始——特装版には限定プラモも

2026年5月12日より、PS5向けパッケージ版の予約受付が始まった。初回特典として、作曲家・川井憲次氏が書き下ろしたオープニング曲「the Case Files」を含む全30曲収録のオリジナルサウンドトラックCDが付属する。川井憲次氏はパトレイバーの音楽を手がけた作曲家として知られており、ファンにとって嬉しい特典と言えるだろう。
さらに、グッドスマイルカンパニー公式ショップ限定の「特装版」も受付中だ。こちらには、本作限定カラー仕様のプラモデル「MODEROID グリフォン the Case Files カラーVer(白いグリフォン)」が同梱される。数量限定の受注生産となっており、予定数に達した場合は早期終了となる可能性があるため、入手を希望するファンは早めの予約が推奨される。
また、5月16日・17日に一般公開される「第64回 静岡ホビーショー」(ツインメッセ静岡)のグッドスマイルカンパニーブースでは、特装版プラモデルの展示や第2弾PVの上映、来場者へのロゴステッカー配布(数量限定)が予定されている。
グラフィック論争はあるものの、パトレイバーというIPそのものへの愛着は根強く、発売後の評価がどう転ぶかは実際にプレイしてみなければわからない部分も多い。2026年夏の正式発売に向けて、引き続き続報が注目される。

