2026年2月5日にリリースされた基本無料スマートフォンゲーム『天穂のサクナヒメ~ヒヌカ巡霊譚~』が、同年7月27日(月)をもってサービスを終了することが明らかになった。リリースからわずか約3ヶ月弱でのサービス終了発表となり、プレイヤーや原作ファンの間で驚きの声が広がっている。
サービス終了の発表内容
公式Xアカウント(@sakuna_hinuka)は2026年4月27日、サービス終了を告知する投稿を行った。その中では「今後お客様にご満足いただけるサービスの提供が困難であるとの判断に至り、サービスの終了を決定いたしました」と説明されており、運営継続が難しいと判断した旨が記されている。
サービス終了日までのスケジュールや返金・ポイント対応などの詳細については、アプリ内のお知らせおよび公式サイトにて順次案内されるとのことだ。課金済みのプレイヤーからは「課金したばかりなのに」「キャラの育成が終わっていない」といった残念な声も上がっている。
ゲーム概要とその特徴
『天穂のサクナヒメ~ヒヌカ巡霊譚~』は、えーでるわいすが開発しマーベラスが運営を担った基本無料タイトル。原作『天穂のサクナヒメ』(2020年発売)の世界観を引き継ぎ、スマートフォン向けにアレンジされた作品だった。なお、当初予定されていたSteam版についてはリリースが見送られており、スマートフォン版のみでの展開となっていた。
ゲームの公式トレーラーは以下の通りだ。稲作要素やキャラクター育成を中心にしたゲームプレイが紹介されていた。
なお、本作は過去にゲーム内広告のチョイスがユニークだとして話題になった経緯もある。「お米関連の広告だけが表示されるため不快感がない」「農協がしっかり関わっているのでは」といったポジティブな反応が当時ユーザーから寄せられていた。
ユーザーの反応と考察
サービス終了の一報を受け、SNS上にはさまざまな意見が寄せられた。「Steam版を待っていたら終わってしまった」「ゲームとして面白くなかった」「操作性が劣悪ですぐやめてしまった」など、ゲームデザイン面への批判的な声も見受けられる。一方で「ストーリーを完結させてオフライン版として救済してほしい」という要望も多く、原作ファンを中心に惜しむ声も出ている。
課金収益モデルの構造的な問題を指摘するコメントも多く、「基本無料ゲームは集金体制が整っているかどうかで命運が決まる」「重課金特典としてリアルお米が手に入る仕組みがあれば違ったかもしれない」といった分析も見られた。また、原作のファン層がスマートフォンの基本無料ゲームとは相性が良くなかったのではという見方も一部で出ている。
原作『天穂のサクナヒメ』の今後
原作『天穂のサクナヒメ』はインディーゲームながら国内外で高い評価を受け、コンソール・PC合わせて大きな成功を収めた作品だ。一部では本編の無料アップデートが制作中とも伝えられており、そちらを楽しみにしているプレイヤーも少なくないようだ。今回のソシャゲ版のサービス終了が原作IPへの影響につながらないか、今後の動向が注目される。
このたび『天穂のサクナヒメ~ヒヌカ巡霊譚~』は、誠に勝手ながら2026年7月27日(月)16:59をもちまして、サービスの提供を終了させていただくこととなりました。これまでご愛顧いただきましたお客様には厚く御礼申し上げますとともに、このようなご案内となりましたことを深くお詫び申し上げます。
サービス終了まで残り約3ヶ月。プレイ中のユーザーは公式サイトおよびアプリ内のお知らせを随時確認することをお勧めしたい。

