ポケモン生誕30周年を記念した大規模イベント「ポケモン メガフェスタ 2026」が2026年5月1日よりソウルにて開幕した。しかし初日から想定をはるかに超える来場者が押し寄せ、警察が規制に乗り出す異例の事態となったことが報じられている。
何が起きたのか——会場周辺が一時麻痺

イベント初日、会場周辺は身動きが取れないほどの人波で溢れかえったとのことだ。現場には警察が出動して群衆整理にあたり、周辺一帯が一時的に機能停止に近い状態となった模様。運営側も安全確保のために一部プログラムを中止する対応を余儀なくされたという。
お目当ては「コイキング」の限定プロモカード

これほどの大混雑を引き起こした主な要因として指摘されているのが、イベント参加者にのみ配布される「コイキング」の限定プロモーションカードだ。報道によれば、配布数は約1,000枚に対して1万人規模が押し寄せたとみられており、入手困難な希少性が人を呼び込んだかたちとなっている。
ポケモンカードの限定プロモカードはフリマアプリやオークションサイトで高額取引されるケースが多く、場合によっては数十万〜数百万円規模のプレミアム価格がつくこともある。そのため純粋なファン以外の層も殺到しやすい構造となっており、今回もその影響が出たと見る向きが多い。
「転売目的では」「日本も人のこと言えない」——ネットでの反応

この騒動はSNSや国内まとめサイト等でも広く取り上げられ、さまざまな声が飛び交っている。「全員転売ヤー定期」「コイキング1,000枚に1万人集まって中止、そりゃそうなる」といった冷ややかな意見が目立つ一方、「日本も人のことを言えない」「転売問題は国を問わず共通の悩み」と自省する声も少なくない。
また「なんかもう最近のポケカこんなんばっかで疲れる…」「純粋にコンテンツを楽しんでいる人が何割いるのか」といった、ポケカをめぐる現状への疲弊感を示すコメントも見受けられた。限定配布というフォーマットそのものへの批判的な意見も根強く、「こうなるのわかっててやっている」という辛辣な見方も存在する。
繰り返される「限定カード騒動」の構図
ポケモンカードの限定プロモをめぐるトラブルは日本国内でも過去に複数回発生しており、長蛇の列・争奪戦・転売問題はいわば”定番の課題”となっている。今回の韓国でのケースはその規模が特に大きく、安全上のリスクが現実のものになりかけたという点で改めて注目を集めた格好だ。
ポケモンカードゲームは世界的に人気が拡大しており、2025年時点でシリーズ累計販売枚数が500億枚を超えるとされる巨大コンテンツ。30周年という節目のイベントとあって期待感は非常に高かったが、その熱量が混乱という形で表出してしまったともいえる。イベント主催側が今後どのように配布方法を改善するか、引き続き注目が集まりそうだ。
「限定のものだと何百万〜プレ値がつくこともあるからファン以外にも殺到するよね…」「なんかもう最近のポケカこんなんばっかで疲れる…」

