ダイナマイトを燃料に、馬と荒野を宇宙へ
『レッド・デッド・リデンプション2』(RDR2)の世界で、ダイナマイトだけを「推進燃料」として使い、ゲームを宇宙シミュレーターに変えてしまったプレイヤーが注目を集めている。投稿されたこの試みは、物理エンジンを極限まで活用した一種のゲーム内エンジニアリングとも言えるもので、コミュニティの間で大きな反響を呼んでいるようだ。
RDR2はRockstar Gamesが2018年に発売したオープンワールド・アクションアドベンチャー。広大な西部開拓時代の世界を舞台に、精緻な物理シミュレーションと高い自由度を誇ることで知られている。その「物理演算の優秀さ」が、今回のような奇抜なチャレンジを生み出す土壌になっているとも言えるだろう。
「ダイナマイト燃料」の仕組みとは

今回の試みでは、複数のダイナマイトをキャラクターや乗り物に連続して爆発させることで、爆風の反作用を推進力として利用。西部劇の世界観とはかけ離れた「ロケット噴射」を擬似的に再現しているとのことだ。地面を蹴り上げるように加速し、最終的にはゲーム世界の高度限界付近まで到達する様子が記録されている。
ゲーム内物理エンジンの限界を探るいわゆる「物理グリッチ」系の検証動画はこれまでも多く存在するが、今回のケースは「ダイナマイトのみ」という縛りのユニークさと、宇宙シムという比喩的な表現が多くのユーザーの共感を呼んだ模様だ。「時代を感じますね」と言いたくなるほど、RDR2の物理演算の奥深さが再認識される瞬間でもある。
RDR2が生み出すクリエイティブなコミュニティ

RDR2はリリースから数年が経過した現在も、PC版を中心にMODやクリエイティブな遊び方を追求するプレイヤーが絶えない。今回のような「ゲームの仕様を逆手に取った遊び方」はその好例であり、開発者の意図を超えたプレイが新たな話題を生み続けている。
こうした試みはゲームコミュニティの活力を示すものでもある。「本来の目的とはまったく違う遊び方を発見し、それをシェアする文化」はゲームの寿命を大きく延ばす要因の一つ。特にRDR2のような高品質なオープンワールドタイトルでは、こうした「想定外の遊び方」が次々と生まれやすい環境が整っているようだ。
基本情報:レッド・デッド・リデンプション2
- タイトル:Red Dead Redemption 2
- 発売日:2018年10月26日(PS4/Xbox One)、2019年11月5日(PC)
- 価格:Steam版 通常価格 9,350円(セール時に大幅値引きあり)
- 対応機種:PlayStation 4、Xbox One、PC(Steam / Epic Games Store)、PlayStation 5・Xbox Series X|S(後方互換)
- ジャンル:オープンワールド・アクションアドベンチャー
- 開発・発売元:Rockstar Games
現在もSteamやEpic Games Storeにて購入可能。定期的にセールも実施されており、未プレイの方にはエントリーしやすいタイミングが訪れることも多い。広大な西部の世界で「自分だけの遊び方」を探してみてはいかがだろうか。
(出典: https://imgur.com/a/2fXljyI)

